義歯(入れ歯)治療のご案内

岡山県総社市井手の歯科、歯医者大森歯科医院です。

GWは皆さまどのように過ごされたでしょうか?
ここからしばらくは、カレンダーでも長いお休みはなく、時間をかけてじっくり取り組む歯科治療には適した時期と言えるかもしれません。

本日は、義歯(入れ歯)の治療についてのご紹介です。
入れ歯を使われている方、またはご家族や身近な方が入れ歯を使用されている方。


その入れ歯、使えていますか?
食事はおいしく食べられるでしょうか。
話しにくかったり、お話の途中で入れ歯が外れそうになったりはしませんか。
何度調整してもらっても、痛いところがなくならなくて、入れ歯を使うこと自体が億劫になってはいませんか。

入れ歯を少しずつ調整しながら、お口の状態に合わせていくのは、使える入れ歯に近づけるためにとても大切なことです。

ただ、お口の中が入れ歯に不向きな状態になっていると、いつまで経っても使える入れ歯にならないことも‥‥。

例えば、
•入れ歯の金具をかける歯がグラグラしていてとても入れ歯を支えることができない
•唇の裏側の筋が長くて、力を入れると突っ張った筋に押されて入れ歯が外れる
•歯茎の下にポコっと骨が出っぱっていて、入れ歯に当たる度に痛い
などなど。

これらの問題がお口の中にある方は、まずはこちはを解決してから入れ歯を作っていきましょう。

また、使えなくはないけれど、もっと良い入れ歯にしたいとお考えの方。
保険診療の入れ歯では、以前お話させて頂いた「かぶせ」と同じように、
使える材料や治療の工程に制限があります。
自由診療の義歯に範囲を広げると、より違和感を軽減したり、安定感やかむ力を増した義歯を作ることができます。
保険診療では使えない材料や治療法(インプラントと義歯を組み合わせるなど)を適用できますし、失ったかみ合わせを再現するための工程も、とても緻密な方法で行うことができますので、個々の患者さんに合ったより満足度の高い入れ歯を作製することが可能になるのです。

薄くて違和感が少ない入れ歯がご希望の方には、歯茎や上顎に触れる部分に金属を使った入れ歯もご提案しています(本日の写真の入れ歯です)。通常の保険の入れ歯で使われるピンク色の材料と比べて、金属を使う部分はとても薄くできるので違和感が少なくなります。また、お口に入れたものの温度を伝えてくれるので、お食事をより美味しく楽しむことができます。

さらに、より安定して、違和感も少なく、より良く噛める入れ歯にしたい!!!という方には、インプラントにカチっと取り付けるタイプの入れ歯もご案内しています。

現在のお口の中の状態と、お身体全身の状態を考慮しながら、ご希望に沿った義歯をご提案していきますので、入れ歯でお困りの方は一度ご相談下さいね。

入れ歯が出来るまでには、何度も型取りや仮合わせが必要です。
当院では、その一工程ごとに、入れ歯専門の技工士さんと直接打ち合わせをして次の工程に進めてもらうようにしています。
一工程ごとに患者さんのご希望もお伝えするようにしていますので、理想の入れ歯に少しずつ近付く過程を楽しみに来院してくださる患者さんもおられます。

少し時間のかかる治療ではありますが、理想の入れ歯を目指して我々と一緒に頑張ってみませんか?